ダスターの話のいろいろ


 私が書きたかったのは、栗+グリューワインで兄妹団欒だったハズ……どう考えてもこの文字数要らないやつ。余計な話が多すぎたけど、楽しかったからいいやー

 まぁ、いつの日かここまで本編が追いつく日が来たら書き直したりして本編にねじ込めたらいいね!

 そして、この後レプリトを訪れて、バハムートやリヴァイアサンの封印場所が浮遊大陸と知って、ふーん……すごく遠く、ね? ってなる兄3人。

 ものすごーく勝手なイメージで、ノアやドーガ、ウネは指輪物語の魔法使い達に近いイメージを持ってるんですよね。世界が魔法の時代から人の時代へと変わっていく最中に人々を導く者。

 だから、ウネが数百年寝ててもいいと思ってる。オウムは……あれ、魔力の化身で動物じゃないんじゃないかな。ドーガを蝕んだ病は、他でもない数百年の孤独。

 四人は、アムルで「調べたい事があるならなら、馬鹿でかい図書館があるからサロニアに行きなよ」って言われてあっさりサロニアに向かう。アムルを出て西へ向かってダルグ大陸の南側を通り、十字岬からの強風を使って南下するというアムルの船乗り達が使う航路をなぞる形でサロニアを目指すので、レプリト・ダスターの近くは通らない為後回し。浮遊大陸とは星が違うので、目印の少ない海路は避けたかった。

 レプリト・ダスター・ファルガバードはそれぞれの視点で歴史を記録している。そこで見えてくる歴史は、サロニアの物ともドーガ達魔道士達の物とも少し違うと思う。

 それにしても、SS中で3回も所在を確認されるカー君……。帰ってきたら今日の収穫を兄達を圧倒する勢いでがっつり報告するカー君……。カー君的には朝から晩まで本を読んで、帰ったらご飯も出てきて幸せなんじゃないかな。図書館でケイルをガン無視してるのはケイルが嫌いとかでは無く、ただ単に「うん」以外の言葉を発するリソースを確保できてないだけ。あと、兄がそれでも怒らない事を知っている故の絶対的な甘え。

 飲酒年齢はざっくり17歳位から。ざっくりなのは、飲酒の年齢に対して明確な法律がある訳ではないから。年齢よりも立場と本人の意思で飲む飲まないを判断している。

 例をあげるとサスーン王宮の兵士になる場合2年間士官学校に行く事になるけれど士官学校の間はお酒はあまり飲む機会がない。一方で同じサスーンの兵士でも海上警備やモンスターの討伐が主な仕事になるカナーンに配属されると現場に即配置になるので、自然と飲む機会が多くなる。こんな感じで置かれる環境により飲酒の機会が大きく異なる。

 16歳ころから大人と同等に働き出す場合が多いので、その頃から少しずつ飲み始めることが多い。幼い子供に与えるものではないという認識があるので、子供はもちろん働き始めたばかりの若者にも無理に勧めたりはしない。浮遊大陸の人達は遺伝子的にもアルコール耐性が強めなので、そういう判断。

 カー君はこのSS時点だと15歳。本人の気質もあって積極的に飲むわけじゃない。アルコールがほとんど飛んでるならグリューワインを飲むし、ガッツリ入ってるならキンダープンシュを飲むし、とその時の飲み物の状態で選んでます。

0コメント

  • 1000 / 1000