精霊あれこれ
クリスタルは意思を持っているけれど、一人ではなくて、たくさんの人の記憶や思念が混ぜ混ぜになってて、時代が古い人ほどぼんやりとしているイメージ。
4人に話しかけてくるのは、もっぱら直近である1000年前の光の戦士達。闇の4戦士同様にそれぞれ属性に応じたクリスタルに精神を封じられている。
クリスタルの精霊は、1000年前の光の氾濫の時のクリスタルの巫女の精神体の一部。肉体を失って、精神体すらも散り散りになってしまったために光の戦士たちのようにクリスタルの中に封じられる事も無く、転生も出来ないままクリスタルの傍に残された精神体の残骸。
クリスタルは、本当は精霊を介さなくても4人の言葉を聞けるし、ジョブチェンジもできる。精霊を同行させているのは、散り散りの精神体の寄せ集めになってしまったクリスタルの巫女に外の世界を見せてあげたいだけ。(これをクリスタルは4人には言わない。言わないから、4人はクリスタルの力を使うには精霊が居ないといけないと思っている)
不完全な精神体にクリスタルの力で身体を与えられている状態なので、クリスタルから離れてその力が弱まると身体を保てないので消えてしまう。このクリスタルの力が弱まった状態を精霊本人は“疲れた”と感じる。寝るのは省エネにして、回復するため。サイズが小さいのは大きいとクリスタルの力の消費が大きいから。羽が生えているのはサイズ感的に妖精っぽい方がいいかなって思っただけ。クリスタルの中の人が。サイズと羽、そして瞳の色以外の容姿は、もともとの姿に準拠している。
クリスタルから離れて旅に同行できるのは、クリスタルの加護を受けている4人と一緒だからで、4人と離れると消耗が激しくなるし、離れている時間が長くなると身体も保てなくなる。逆に4人と一緒で、なお且つクリスタルの力を使わなければほとんど疲労感もなく、寝る必要もない。
ジョブチェンジでクリスタルの力を使うと疲れるらしく、疲れた日は寝る。4人全員一気にジョブチェンジすると、かなり疲れるらしく早々にダウンしていたりもする。
旅の間は昼夜問わず誰かと一緒にいるので、普段は寝なくても割と平気。4人が寝てる間は暇を持て余している。
クリスタルの力を使うと疲れる、という自覚はあるけど、4人と離れると疲れるという事実には、そもそも本人が気付いていない。
野宿の日は、兄のどっちかが火の番で起きているので色々話している。なので、女の子に苦手意識のあるウォーレンとも
意外と仲良くなるし、よく喋るケイルと仲良くなるのは早い。フィラ同行時に精霊が見えてたら、多分フィラは妬く。実際は見えないから妬きもしないんだけど。
エリアは見えはしないけど精霊の気配は感じることができていた模様。
旅の後、クリスタルの元に戻ったら4人ともう会えなくなってしまうのではないかと怖くて、小娘はクリスタルの元に帰らない。記憶が戻ったりはしなかったけれど、誰かと過ごす心地よさは知ることが出来た模様。
生活に自由度が高くて、なお且つ一人で過ごしているケイルと一緒にいるけれど、仕事で相手をしてもらえない時は一人でフラフラしているので自然と消耗が多くなる。結果、夜は一緒に寝ている。けして次男がやらしいことするから疲れてるわけじゃない……ないって言ったらないってば!!
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